みなとみらい在住の筆者が、近隣にある美味しいオススメの蕎麦屋を紹介します!
江戸蕎麦やぶそば そごう横浜店
そごう横浜10階レストランフロアにある、伝統を感じる品の良い上質な蕎麦屋。
明治13年創業の「かんだやぶそば」から暖簾分けされたそうです。
入りにくい様子は全くなくて、親しみも感じる落ち着いた店内です。テーブル同士の間も広めに区切られていて、ゆったり食べることができます。
お蕎麦のお味も、順当に美味しいです。特に天ぷらにはこだわりを感じ、サクッとした香ばしい美味しさが広がります。国内産淡口胡麻油100%で揚げているようでです。


メニュー構成はバリエーション豊かで、<お勧め御膳> 江戸小町は、なめこおろし・とろろ・鶏の3種類のお蕎麦と小天丼+甘味がセットになって色々な味を楽しめます。
一品料理も充実しているので、軽くお酒を飲みながら蕎麥前を楽しんで、〆にそばを頂くのも良い。
横浜駅エリアでは、個人的No. 1のお蕎麦屋さんだと思います!
- せいろうそば 1,100
- 天ぷらそば 2,200
- 江戸小町 2,420
- いかの塩辛 550
- だし巻き玉子焼(大) 1,100
定休日なし
公式サイト:https://r.goope.jp/yyokohama1966
香露庵
横浜シンフォステージの向かいに位置する、コンパクトな家族経営のお蕎麦屋さん。
みなとみらいに現存するおそらく唯一の一軒家?です。街の開発前から居を構えていたようで、都市計画として高層ビルばかりの中で例外的に認められているそうです。

お昼時は、近隣のビジネスパーソンで賑わいます。ビジネス街の一角にありそうなお蕎麦屋さんです。
一番のオススメは、きざみ鴨せいろです。鴨の脂の旨みが出汁にしっかり溶け込んでいます。こんなにコクを感じる蕎麦料理はなかなか無いなと思うほどのインパクトです!
- せいろ 800
- きざみ鴨せいろ 1,150 ←オススメ!
日曜・祝日定休
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140103/14000638
味奈登庵 みなとみらい店
みなとみらいの中心、グランモール公園に面したグランドセントラルテラスの2階に位置するコスパ抜群の蕎麦屋。TSUTAYA併設スタバの正面のビルですね。
お昼時は近隣ビジネスパーソンたちが店の外に大行列をなします。ただ見た目以上に店内は広くお客さんの回転も早いので、外まで結構並んでいても5, 10分くらいで席につける事が多いです。
セルフサービス形式で、入店するとまずレジカウンターで注文と支払いをしてから席につきます。(なので並んでいる間にメニューを決めるのを強くオススメします!笑)

温かいそばには、基本的にカマボコ、椎茸、カイワレ大根が贅沢に添えられます。椎茸はかなり肉厚でジューシーですし、カイワレ大根は爽やかな辛味が良いアクセントになります。
お蕎麦のボリュームは十分。海鮮入りかき揚げは、大きめの海老が幾つも入っていてサクサクで美味しい。天ぷらも素材の味がしっかり活きていて美味しい。出汁もしっかりした味付けでまた食べたくなる味。
味・ボリューム・メニュー選択肢と総合的に満足度が高く、コストパフォーマンスの良さに驚きます!
- ざるそば 500
- 上かけそば 520
- きつねそば 720
- 天ぷらそば 1,070
公式サイト:https://minatoan.com/store/y_mm
〆蕎麦 千花庵 コレットマーレ店
コレットマーレ7階の「サクラギ横丁」に店を構える、飲める蕎麦屋。
コレットマーレは以前は学生, 20代のやや若めの客層メインでしたが、2020年以降のリニューアルを経て7階レストランフロアは大人向けになりました。
このサクラギ横丁には、野毛や本牧の庶民派名店が集まっていています。

天ざるは特に美味しかったですね。サクッと揚げられた天ぷらを天汁と楽しみながら、そばで味を引き締める流れが良い。蕎麦のボリュームはやや控えめでしたが、天ぷらは食べ応えもあり、食後の甘味もあるので、総合的に大満足でした!

海苔の香りを楽しむ花巻そばもオススメです。
見た目のインパクトもありますし、箸を進めるごとに少しずつ海苔が出汁に溶け込んでいく設計が粋で良いですね。


お蕎麦セットを食べるもよし、お蕎麦屋さんの一品料理を摘みながら飲むのもよし、サクラギ横丁の別の店で飲んだ後に〆の蕎麦を頂くのもよし。懐の深い、ちょうど良いお蕎麦屋さんです!
- 花巻そば 1,100 ←オススメ!
- 天ぷらざる 1,780 ←オススメ!
- 出汁巻玉子 780
公式サイト:https://chihana-an.com/colettemare
蕎麦 菫(すみれ)
ハンマーヘッド2階にあるモダンなスタイルの蕎麦屋。
海に面した間口が広く取られていて開放的な雰囲気。良い意味で蕎麦屋らしくないスタイリッシュな空間です。
海外の友人を連れて行くのも喜ばれそうです。訪問した日も1組いらっしゃいました。

三味蕎麦(クルミ・トロロ・辛汁) は、味変を楽しめるのが豪華でよかったですね。
クルミは、ベースは薄味で結構リアルな胡桃感?をしっかり感じられて面白いです。トロロは王道の美味しさ。辛汁はかなりしょっぱ目な濃い汁なので、麺の1/3位だけつけて食べるのが良いです。蕎麦にたっぷりの出汁を絡めて楽しみたい方には少し嗜好が異なるかも。

こちらは、平日ランチタイム限定の手巻き寿司(税込 495円)です。2024年10月に訪問した際は、「本日の手巻き」としてオナガダイの昆布締めを戴きました!昆布の香りがしっかり感じられて美味しかったですね。大きめ一口サイズに、海苔の香りとお酢の酸味も効いていて満足度が高かったです。

- かけそば 990
- 三味蕎麦 1,551
- 大海老と旬野菜の天せいろ 2,640
- 米澤豚と海老のもち米シュウマイ 968 ←オススメ!
- 厚焼き出汁巻き卵焼き 1,050
- “祝” ラガー 1/2 pint 825
お昼に二人で軽く摘みながら飲んで〆のお蕎麦を頂いて6,000円くらいでした。
板そば 蒼ひ
馬車道駅から関内方面に3分ほど歩いた場所にある、飲める蕎麦屋。店名にもなっている板そばが名物です。

一品料理はかなり充実していて、蕎麦屋で飲む醍醐味を存分に味わう事ができます。
ある夏の夕方、まずは軽く肉味噌きゅうりを摘みながら旨いビールでリフレッシュ。そこからの爽やかな鱧の天ぷらに、定番のだし巻き玉子でガツンとお腹を満たしつつ、〆の板そばに向かいました。

名物のダッタン板そば。普通盛り(1-2人前)と大盛り(2-3人前)を選べますが、一品料理を楽しんだ後なら2人でも普通盛りで十分です。迷っていたら店員さんに普通盛りを強く勧められました笑。
こんな感じで板に乗ったお蕎麦が、8山分どどんとやってきます。おつゆは、お好みで蕎麦つゆ、ごま汁、鴨きざみ汁などからチョイスします。蕎麦自体の味や香りがしっかりしているので、最初はシンプルなお汁で良いかもしれません。
ダッタン蕎麦は厳しい環境で生育し、ルチンというポリフェノールを豊富に含むことが知られています。一般的に苦いという印象もありますが、こちらのダッタン板そばは、苦味は全然気になりませんでした。喉越しというよりは、蕎麦のしっかりした味わいを楽しめる逸品です。
夜に2人でしっかり飲んで食べて9,000円くらいでした。

ランチセットはお得感があります。
こちらは2024年2月に訪問したときに戴いた二色丼(ネギトロと甘エビ)とお蕎麦ランチで1,400円です。
甘エビの旨みがギュッと詰まっていて美味しかったです。もちろんお蕎麦も安定の美味しさです。

- せいろ 880
- たぬきそば 1,320
- ダッタン板そば(1-2人前) 2,145
- はもの天ぷら 1,848
- だし巻き玉子 968
- プレモル生中 748
月曜定休
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14008615
以上、みなとみらい近隣エリアで住民目線で何度も行きたいお蕎麦屋さん6件を紹介しました!
メニュー・価格などは2024年執筆時点の情報です。
変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。