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「出没!アド街ック天国」で紹介された中東イタリアンTrattoria Tabule (トラットリア タブレ)でディナーしてきた

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みなとみらいの「中東イタリアン」Trattoria Tabulé (トラットリア タブレ)

2023年10月オープンし、早々にアド街に取り上げられた事からも、注目度の高さが伺える。

気になる中東イタリアンの料理内容だが、ベースは馴染みのあるイタリアンなので安心してメニュー選びができ、そこにスパイスやナッツを活用した中東らしさが加わっているイメージ。すごくクセがあったり辛かったりする訳ではないので、多くの人に受け入れられる味わいだと思う。

一皿一皿の作り込みが丁寧で、どのメニューもとても美味しく大満足。ジャンルの目新しさで注目を浴びるだけでなく、上質な空間でレベルの高い料理を満喫できる、この先も何度も足を運びたくなるレストランだ。

新しい×美味しいを提供する「中東イタリアン」。「Trattoria Tabulé(トラットリア タブレ)」で体験する新感覚の美味しい体験をお楽しみください。世界三大料理「トルコ料理」や欧米で大人気の「レバニーズ料理」など数々の美食家を虜にする「中東料理」、日本人にも馴染み深い言わずと知れた「イタリア料理」。ますます多様性を深める料理界にあって、「美味しい」と「美味しい」を掛け合わせた、新ジャンル「中東イタリアン」のレストランが誕生します。ミシュランシェフである奥野義幸氏と米澤文雄氏の二人が手を組んだ、話題のレストランです。

https://ltmm.jp/shops
目次

中東イタリアン Trattoria Tabule (トラットリア タブレ)

グランドメニュー(夜)

フード

メニュー構成はイタリアンの王道。

夜は4,800円と6,500円のコースが用意されている。

アラカルトの場合、冷たい前菜・温かい前菜・パスタ・メイン・デザートから好きなものを選ぶ。もちろん、冷たい前菜2品とパスタとメインなど組み合わせは自由。

夜はパンがサーブされ、これが中東のピタパンのような感じで、とても美味しい。

今回2人で注文したメニューはこちら

  • シグネチャータブレ ヨーグルトのソース 1,200
  • カラマリフリット アリッサ&マヨソース 1,200
  • サルシッチャとブロッコリーのラグーソース フェットチーネ 胡桃とトルコスパイスの香り 1,800
  • チキンシュニッツェル 鶏胸肉のカツレツ、サワークリームとアリッサ 2,400

中東料理らしくスパイスの複雑な香りと、ナッツやキヌアなどの食感が特徴的。

気をてらった味ではなく、美味しいイタリアンに中東のエッセンスが良いアクセントになっている感じ。

どの料理も極めてクオリティが高く、本当に美味しかった。

特に冷前菜のシグネチャータブレはここでしか食べられない味わい。ブルグルという小麦由来のスーパーフード、キヌア、リンゴやかいわれといった果物・野菜、ヨーグルトからなるサラダ。さっぱりフレッシュな味と、パリパリ・シャキシャキ・プチプチなど噛むごとに様々な食感を楽しめる不思議な一皿。身体にも良さそう。

イカのフリットも、ラグーソースのパスタも、鶏のカツレツも全部美味しくて大満足。

ドリンク

イタリアンということで、ワインの品揃えが良い。

今回2人で注文したドリンクはこちら

  • ルナーリア・ピノ・グリージョ(オレンジワイン) 800
  • ルナーリア・マルヴァジア(白ワイン) 800
  • イタリアンミモザ 900
  • レモンチェッロソーダ 900

特にオレンジワインが好みだった。

爽やかな果実味と、穏やかで上質な酸味が特徴。オレンジの華やかな液色も、上質な店内の雰囲気によく合う。

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中東系ということでカモミール、モロッカンミントティーなどノンアルメニューも充実している。

店内の雰囲気

上質な一軒家レストランのような佇まい。

ベージュ・グレー・ブラウンを基調とした落ち着いた内装で、高さのある天井とアーチ型の窓が上品な空間を演出している。それほど広い店内ではないが、可愛らしいアーチ型の窓から灯りが透け空間の広がりを感じる。

窓の外に目を向ければ、300坪の贅沢な芝生と、みなとみらいの景色を堪能できる。

またお店のホールスタッフの方のサービスも絶妙。

ドリンクを注文したいと感じた時や少しソースがハネて拭きたいと思った時にすかさずテーブルに来てくださるホスピタリティと、落ちついて食事を楽しめる適度な距離感とのバランス感で、とても心地よい時間を過ごすことができた。

都心でここまで贅沢な空間の使い方をしているレストランはそう無いし、ましてやこの価格帯ではあり得ないスペシャルな雰囲気だと思う。

アクセス

みなとみらい・新高島駅からどちらも徒歩6分。

ウェスティン横浜の隣に位置し、みなとみらい大通りに面した大きな芝生が目印。

芝生の方に進むと、白い低層の建物にこちらのレストランが入っている。

お隣のTHE CITY BAKERYというマンハッタン発のパン屋さんもおすすめ。カフェ利用もできる。

中東系レストランとしての比較

みなとみらいエリアで中東系レストランというと、桜木町コレットマーレにあるCARVAAN BAY YOKOHAMAがある。より本格的な中東料理をみなとみらいの夜景と共に楽しむなら、カールヴァンを勧めたい。

メニュー構成から王族っぽいギラギラ系の内装まで、とことんアラブ感を味わえる。

価格はやや高めな印象だが、中東っぽい非日常感を味わいたいなら良い選択肢になる。

今回訪れた中東イタリアンは、中東系というよりはイタリアンがベースで万人におすすめしやすい味付け。

またインテリアもギラギラ系ではなく上質なヨーロピアンテイストなので、落ち着いて食事を楽しむのに適している。

この空間でこのクオリティのメニューなら夜8,000円はするだろうと思っていたが、非常にコストパフォーマンスも良かった。みなとみらいで少し贅沢な気分を味わいたい時に、特におすすめしたいレストラン。

王道イタリアンに、斬新な中東のアクセント
価格帯:5,000~6,000円(夜)

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